2008年 06月 19日
奈良、矢田寺の紫陽花(2)
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昨日の続き・・・・
EOS 5DとCONTAX Planar 85mm F1.2(50周年記念レンズ)で撮った、奈良県大和郡山市の古刹 矢田寺の紫陽花などです。
※共通事項:Mモード撮影,フィルター・三脚不使用,レタッチ・トリミング無し,5DのSサイズJPEGを800dpiで50%縮小,200~300KBでJPEG保存
(1)石段の紫陽花:ISO 800,f=2.0,1/100sec コースから外れた古い石段
その脇にも 色鮮やかな紫陽花が咲いていた
かなり暗かったので 感度を上げて
絞りをf=2.0まで開けて -2アンダー設定でシャッターを切る
EOSボディにCONTAXレンズの組み合わせなので、開放測光ができない。
そのため絞り込んだ状態で測光するが、EOSのシステムに合わないらしく、
露出補正ZEROだと白く飛ぶ様な画像になってしまう。
Avモードだと補正を-2にしても明るい画像になることがあり、
そういう場合はマニュアルで撮るしかない。
そのため、撮影後の露出とピントの確認は必須です。
(2)川縁の蕾:ISO 100,f=2.0,1/500sec
境内の小川に被さる様に植えられた紫陽花。上を覆っている大きな木からの木漏れ日が蕾に射していた。小川の照り返しがキツクならない様に位置をずらしながらファインダを覗いた。
(3)ふたり連れ:ISO 200,f=2.0,1/3200sec 境内にあじさい園があり、そこには紫陽花だけが植えられていた。紫陽花は寺が似合うのに、紫陽花だけを集めても・・・と思いながら入っていったが、まとめて植えられているだけあって上手く管理されているのか、葉も生き生きしており瑞々しい紫陽花を撮ることが出来た。
ファインダーで2輪だけを切り取って、寄り添う様な雰囲気が感じられたが、右手側の一方が離れようとしている風に見えるのは何故だろう。^^
(4)花提灯:ISO 200,f=2.0,1/1000sec あじさい園の木漏れ日に照らされた淡いピンクの紫陽花。日の光が花びら(ガク)を透過して射し込んで、花の束の内側も淡いピンクの灯りに照らされている様にみえる。
画像のタイトルとして「花提灯」という言葉がふと思い浮かんだが、webで調べてみると、花提灯とは花を添えて飾った提灯のこと。礼祭用に吊された提灯などにみられる。
ここでは、まるで、花びらで造られた提灯の様に、丸い提灯が薄いピンクの光で内側から照らされている様に見えた。
(5)夏姿の白:ISO 200,f=2.0,1/1600sec 鮮やかな緑に真っ白な花。上着を脱いで夏服になった学生の様な、新鮮で清楚な装いを連想させる。
縦位置、横位置と迷うこともあるが、この距離での紫陽花は縦位置が好みです。横と撮り比べても、縦の方がすんなり落ち着く印象がある。
上の「花提灯」も縦位置のがあるが、緑の葉が十分に入っていて落ち着く。
このレンズを持ち出すのには勇気が要る。
重いし、数量限定の記念レンズだし、被写界深度を稼ぐために絞って使っては意味がないんだし、距離も含めてシーンを選ぶことになる。
一番機会が多いDistagon 35mm F1.4は、広角特有の深い被写界深度を利用した撮影に適しており、「寄って撮る」場合も背景のディテールは崩れないこともある。
それに比べ、このPlanar 85mm F1.2は中望遠なので、背景はすぐに被写界深度域から外れてボケてしまう。
今回は、その辺りの雰囲気を確かめてみた。
開放または開放近くでの、主題を明確にした撮影を心がけていきたい。
EOS 5DとCONTAX Planar 85mm F1.2(50周年記念レンズ)で撮った、奈良県大和郡山市の古刹 矢田寺の紫陽花などです。
※共通事項:Mモード撮影,フィルター・三脚不使用,レタッチ・トリミング無し,5DのSサイズJPEGを800dpiで50%縮小,200~300KBでJPEG保存
(1)石段の紫陽花:ISO 800,f=2.0,1/100sec
その脇にも 色鮮やかな紫陽花が咲いていた
かなり暗かったので 感度を上げて
絞りをf=2.0まで開けて -2アンダー設定でシャッターを切る
EOSボディにCONTAXレンズの組み合わせなので、開放測光ができない。
そのため絞り込んだ状態で測光するが、EOSのシステムに合わないらしく、
露出補正ZEROだと白く飛ぶ様な画像になってしまう。
Avモードだと補正を-2にしても明るい画像になることがあり、
そういう場合はマニュアルで撮るしかない。
そのため、撮影後の露出とピントの確認は必須です。
(2)川縁の蕾:ISO 100,f=2.0,1/500sec
(3)ふたり連れ:ISO 200,f=2.0,1/3200sec
ファインダーで2輪だけを切り取って、寄り添う様な雰囲気が感じられたが、右手側の一方が離れようとしている風に見えるのは何故だろう。^^
(4)花提灯:ISO 200,f=2.0,1/1000sec
画像のタイトルとして「花提灯」という言葉がふと思い浮かんだが、webで調べてみると、花提灯とは花を添えて飾った提灯のこと。礼祭用に吊された提灯などにみられる。
ここでは、まるで、花びらで造られた提灯の様に、丸い提灯が薄いピンクの光で内側から照らされている様に見えた。
(5)夏姿の白:ISO 200,f=2.0,1/1600sec
縦位置、横位置と迷うこともあるが、この距離での紫陽花は縦位置が好みです。横と撮り比べても、縦の方がすんなり落ち着く印象がある。
上の「花提灯」も縦位置のがあるが、緑の葉が十分に入っていて落ち着く。
このレンズを持ち出すのには勇気が要る。
重いし、数量限定の記念レンズだし、被写界深度を稼ぐために絞って使っては意味がないんだし、距離も含めてシーンを選ぶことになる。
一番機会が多いDistagon 35mm F1.4は、広角特有の深い被写界深度を利用した撮影に適しており、「寄って撮る」場合も背景のディテールは崩れないこともある。
それに比べ、このPlanar 85mm F1.2は中望遠なので、背景はすぐに被写界深度域から外れてボケてしまう。
今回は、その辺りの雰囲気を確かめてみた。
開放または開放近くでの、主題を明確にした撮影を心がけていきたい。
by rgb256color
| 2008-06-19 00:50
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