2009年 01月 16日
君の瞳に恋してる・・・(1)
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目は口ほどに ものを云う とか。
最近では、「目力」という言葉も作られて、
その人の印象の中で、
「目」の表情が重要だということか・・・
吸い込まれてしまいそうな瞳
・・・というのは事実、存在する。
視線が合うと、瞬きさえも出来ないような、
じっと見つめていたくなる様な瞳。
深い瞳、大きな瞳・・・目の印象は、虹彩の形や色、
瞼などの形で大きく変わる。
そんな中で、引き込まれるような瞳は、
外見上大きな目や魅力的な虹彩や
緊張した時の黒目勝ちな瞳だろうか。
思わせぶりなタイトルは、常に裏切りの兆し・・・^^
では、ペルシャ猫のような澄んだ瞳は、コレ。
CONTAX G1 と Hologon 16mm F8
Carl Zeissが誇る、歪曲の無い超広角レンズだ。(撮っているFinePics F100fdとは大違い)
F8固定なので絞り羽根は無い。気をつけないと、カメラを持った指が写ってしまう。^^
3群5枚の対象型で、まるでガラスの固まりのようなレンズ。
下の図は、Zeissのサイトからコピーした、レンズの断面。実にシンプルな構成。
では、魅力的な虹彩をもつ瞳は、コレ。
Leica IIIc と Summitar 5cm 1:2(後期沈胴型)
「円らな瞳」という表現があるが、まさにコレが、円らな瞳。
10枚の絞り羽根(虹彩)によって作られる円形の絞り穴(瞳)がキュートだ。(笑)
事実、この目に魅せられて、これを買ってしまった。
1950年製造のレンズで、マルチじゃなく恐らくモノコーティング。
モノクロームの時代のレンズで、モノクロフィルムで撮すと、コントラストは弱いが階調が豊かな表現をする。カラーフィルム(ポジ)でも色再現は悪くない。
Summicron(ズミクロン)の原型となったレンズである。(L型)
Leica M6 と Summarit 5cm 1:1.5
1953年製のL型レンズ。
大きな前玉と魅力的な15枚の絞り羽根(虹彩)。
こんな円らな瞳に見つめられたら、息を呑んでしまいますね。
開放F値が1.5と、Leicaの中ではFast Lensになります。
コーティングがされているが、逆光では盛大に滲む感じが・・・。
くっきり、すっきりとは写らないのも、味ってことでしょうか。^^
CONTAXやHasselbladのCarl Zeissレンズは、素っ気ない6枚羽根の6角形の瞳です。
Zeissに云わせれば、絞りは光量を調節するだけの役割ということなんでしょうね。
しかし、ボケた光点が6角形よりも円形の方が良いに決まっている(笑)。
その点、Leicaの古いレンズには円形絞りのものがあるのは良いですね。
by rgb256color
| 2009-01-16 02:43
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