2008年 12月 12日
NetworkでRND2000が認識されないという問題
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NETGEARのReadyNAS Duo RND2000を、Network上の共有ストレージとして使っていることは過去に書きました。ここ参照
音も比較的静かで、手軽にホームサーバが構築できたのですが、以下の問題が出てきています。
(1)RND2000がNetworkで認識されないことがある。
(2)RND2000に追加したフォルダに書き込みできないことがある。
(1)のNetworkで認識されないことがあるのは、下図ネットワーク図のPC-3とPC-4です。
ともに無線LANでルータと繋がっています。ブラウザを起動した時など、無線LANの場合はインターネットに接続されていないこと(OFFLINE状態)があります。
XPの場合は、「マイネットワーク」から「ネットワーク全体」→Microsoft Windows Network→「グループ名」を順次選択していくと、同一ワークグループのPCやNASが表示されます。ここにRND2000が表示されていれば問題は有りませんが、表示されていなければRND2000が認識されていないワケです。
PC-3とPC-4では、RND2000が認識されていたり認識できなかったり、その時によって変化します。
無線LANをケーブル接続に変更すれば解決すると思えますが、ケーブルを外壁の外側に出さなくてはなりません。元々、ケーブルが面倒だから無線だったので、少々手間が掛かります。
他にはpingを打ち続けて接続を維持するという方法も考えられます。
今回は、RND2000を設定するユーティリティソフト(ドライバ?)をインストールしてみました。
この「RAIDar」はRND2000の各種設定を行うソフトですが、これをインストールしたらPCの起動時にRND2000を探してくれます。本来はRND2000を管理するPCにインストールすれば良いんですが、PC-3とPC-4にもインストールしました。当分はこれで様子見です。
(2)の問題は、NETGEARのサポートに電話で確認しましたが、結果、回答は間違っていました。
正解は、RAIDarを起動する→設定を押す→共有リスト表示→目的のフォルダのCIFSをクリック→「CIFSの詳細アクセス権の設定」で、「新しいファイルやフォルダを作成したときのアクセス権を自動で設定する。」にチェックを入れる(権限はすべて、リード/ライト) です。
これはクライアントPCで作成したフォルダをRND2000に移動させた場合に、フォルダを作成したPCのアクセス権限のまま移動してしまうのが原因の様で、他のPCではリード可・ライト不可になってしまうのを、先ほどのチェックで防ぎます。
一度コレを行うと、その下位にフォルダを作成しても問題は生じませんでした。(フォルダ内にファイルを追加してもエラーとならない)
ネットワーク図
無線LANでは回線速度が遅くなるため、いろいろな問題が生じるのかなと思い、速度測定で比較してみました。
速度測定サイトからファイルをダウンロードする時の速度を計測しているようです。
PC-1 4.132Mbps LANケーブル接続
PC-2 4.006Mbps LANケーブル接続
PC-3 4.959Mbps 無線LAN接続
PC-4 4.179Mbps 無線LAN接続 (それぞれ10回測定して平均を出した)
CATVの光回線ですが速度は遅くはないですし、ケーブルと無線でも有意な差は見られないという結果になりました。(少し意外だった)
音も比較的静かで、手軽にホームサーバが構築できたのですが、以下の問題が出てきています。
(1)RND2000がNetworkで認識されないことがある。
(2)RND2000に追加したフォルダに書き込みできないことがある。
(1)のNetworkで認識されないことがあるのは、下図ネットワーク図のPC-3とPC-4です。
ともに無線LANでルータと繋がっています。ブラウザを起動した時など、無線LANの場合はインターネットに接続されていないこと(OFFLINE状態)があります。
XPの場合は、「マイネットワーク」から「ネットワーク全体」→Microsoft Windows Network→「グループ名」を順次選択していくと、同一ワークグループのPCやNASが表示されます。ここにRND2000が表示されていれば問題は有りませんが、表示されていなければRND2000が認識されていないワケです。
PC-3とPC-4では、RND2000が認識されていたり認識できなかったり、その時によって変化します。
無線LANをケーブル接続に変更すれば解決すると思えますが、ケーブルを外壁の外側に出さなくてはなりません。元々、ケーブルが面倒だから無線だったので、少々手間が掛かります。
他にはpingを打ち続けて接続を維持するという方法も考えられます。
今回は、RND2000を設定するユーティリティソフト(ドライバ?)をインストールしてみました。
この「RAIDar」はRND2000の各種設定を行うソフトですが、これをインストールしたらPCの起動時にRND2000を探してくれます。本来はRND2000を管理するPCにインストールすれば良いんですが、PC-3とPC-4にもインストールしました。当分はこれで様子見です。
(2)の問題は、NETGEARのサポートに電話で確認しましたが、結果、回答は間違っていました。
正解は、RAIDarを起動する→設定を押す→共有リスト表示→目的のフォルダのCIFSをクリック→「CIFSの詳細アクセス権の設定」で、「新しいファイルやフォルダを作成したときのアクセス権を自動で設定する。」にチェックを入れる(権限はすべて、リード/ライト) です。
これはクライアントPCで作成したフォルダをRND2000に移動させた場合に、フォルダを作成したPCのアクセス権限のまま移動してしまうのが原因の様で、他のPCではリード可・ライト不可になってしまうのを、先ほどのチェックで防ぎます。
一度コレを行うと、その下位にフォルダを作成しても問題は生じませんでした。(フォルダ内にファイルを追加してもエラーとならない)
ネットワーク図
無線LANでは回線速度が遅くなるため、いろいろな問題が生じるのかなと思い、速度測定で比較してみました。
速度測定サイトからファイルをダウンロードする時の速度を計測しているようです。
PC-1 4.132Mbps LANケーブル接続
PC-2 4.006Mbps LANケーブル接続
PC-3 4.959Mbps 無線LAN接続
PC-4 4.179Mbps 無線LAN接続 (それぞれ10回測定して平均を出した)
CATVの光回線ですが速度は遅くはないですし、ケーブルと無線でも有意な差は見られないという結果になりました。(少し意外だった)
by rgb256color
| 2008-12-12 21:00
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